２月７日（金）２時間目、フリーアナウンサーの中村恵美様をお招きして、中学１年生を対象とした特別授業を行いました。発声方法や表現方法など、先生の実演を交えながらご指導いただき、生徒も実際に声に出して体験をしました。話すときの表情や声のトーン、間などによって、相手に与える印象が大きく異なることを学びました。この経験を未来航路発表会や日々のコミュニケーションの中で生かしていってほしいと思います。
中学３年生理科では、「広がる天文」の授業に挑戦しました。これは、天文に興味をもっている生徒が講師となってクラスの人に宇宙の話をする時間です。B組は、「星座の話と恒星の一生」、C組は「宇宙の歴史と恒星の一生」「Unityで自作した金星、月シミュレーション」がテーマでした。発表する生徒は何日も前から準備しスライドを作成しました。H-R図やインフレーションの図を使って専門的な話題もありました。聞いている生徒は難しいと感じながらも熱心に話を聞いていました。A組は、理科と英語がコラボレーションして「英語でサイエンス」に挑戦しました。この話は、次回にレポートします。
１２月１７日（火）４時間目に中学３年生を対象に岡山大学大学院教育学部 教授 平井安久先生に特別授業をしていただきました。 「３つの舞台はつながっている」というタイトルで、一見関係のない３つの舞台（場合の数）について、それらが実は関係していることに気づかされる授業でした。生徒たちは、ワークシートを使って３つの舞台にどのような関係があるのか考えました。
12月14日（土）奈良女子大学で開催された「集まれ！理系女子 女子生徒による科学研究発表会 関西大会」へ3年生2名（2題），2年生１名（1題）が参加しました。「ディジタルカメラを使った変光星アルゴルの簡易光度測定」「サイエンスインタープリター体験の成果と課題」「サクラのアレロパシー作用が植物の発芽と成長に与える影響」の題名で高校生，女子大学生・院生，大学の先生たちの前で研究をアピールしました。研究の進め方，データのまとめ方，今後の研究の方向性や社会への応用の例についてたくさんのアドバイスをいただきました。生徒は初めてのポスターセッションで，少し緊張気味でした。ディスカッションの中で「おもしろい研究だね。」「目のつけどころがいいね。」と高評価を受けて喜んでいました。セッション後には，女子大学生・院生との懇談やワークショップにも参加して交流を深めることができました。
１１月９日（土）と１０日（日）の２日間、ライフパーク倉敷で行われた青少年のための科学の祭典２０１９～倉敷大会～に、高校生と共に国際塾ボランティアチームも参加しました。今回、岡山操山が担当したブースでは、小学生に「ストローチャレンジ」に挑戦してもらいました。（限られた材料、ストロー３０本とマスキングテープ１ｍを使い、できるだけ高く塔をつくることに挑戦しました。ただし、そのてっぺんにピン球をのせて自立することが必要です。） 赤いストローは会場でも目を引き、興味津々で多くの児童が集まりました。参加した児童は、保護者と共にどうやったら高い塔ができるか試行錯誤しながら取り組んでいました。ちなみに今回の最高記録は２ｍ１０㎝でした。 また、初日には開会行事にもアシスタントとして参加し、充実した２日間になりました。
11月7日（木）放課後，3年生が中心になってArduino勉強会（マイコンボードを利用したコンピュータデバイスの勉強会）を始めました。この活動は，未来航路ロボット研究チームが立ち上げたもので３年目を迎えます。それぞれの生徒が自分の研究テーマに応じた回路を設計，組み立てしプログラムを作成しています。初級者と経験者が互いにペアになってディスカッションを通して理解を深めていきます。初めてArduinoを触る生徒は少し不安げに回路作成しプログラムを打ち込みました。LEDを点滅させる（Lチカ）がうまくできるとなんだかうれしくなり達成感を得ることができます。ここから自主的に勉強を始め１年近くで無線コントロール，センサー，データのグラフ化などたくさんのロボットへ応用できそうな知識を積み上げて応用していきます。
１０月１１日（金），中高合同避難訓練を行いました。今回は，地震が起きたという想定で行われました。緊急地震速報が流れた後，生徒は身の安全を確保するために机の下に隠れ，その後避難を開始しました。中高合同で避難訓練をするのは久しぶりでしたが，グラウンドに安全に素早く避難ができました。
１０月９日（水），岡山シンフォニーホールで創立120周年記念式典を行いました。来賓や卒業生の方からたくさんの祝辞をいただきました。 式典後，東京大学副学長の光石衛教授をお招きして，「先進手術ロボットが拓く未来社会」をテーマに，ご講演をしていただきました。生徒は真剣に講演を聴いていました。
１０月８日（火）３時間目，岡山大学教育学部の喜多雅一教授をアドバイザーにお招きして，中高合同の理科の研究授業を行いました。今回，中学3年生を対象に「導電性プラスチックの合成とその応用」をテーマに授業を展開しました。 導電性プラスチックの合成はノーベル賞（2000年白川英樹博士ら）となる業績です。プラスチックが電気を通すことは理論的には難しいものですが，実験操作は電気分解と同じで簡単な手順かつ短時間で結果を出すことが可能です。合成によってできた黒色のプラスチックに電気が通り，青色LEDが光ると「すごい！」と生徒から声が上がりました。授業の後半には，導電性プラスチックを使って生活を変えるような新しい生活グッズや電気デバイスをグループで考え発表しました。喜多先生からは「科学史やノーベル賞とリンクして授業が展開されていて，最終的には日常生活や夢の話へとつながり，興味深い授業でした。」と感想をいただきました。
