10月8日(火)3時間目,岡山大学教育学部の喜多雅一教授をアドバイザーにお招きして,中高合同の理科の研究授業を行いました。今回,中学3年生を対象に「導電性プラスチックの合成とその応用」をテーマに授業を展開しました。 導電性プラスチックの合成はノーベル賞(2000年白川英樹博士ら)となる業績です。プラスチックが電気を通すことは理論的には難しいものですが,実験操作は電気分解と同じで簡単な手順かつ短時間で結果を出すことが可能です。合成によってできた黒色のプラスチックに電気が通り,青色LEDが光ると「すごい!」と生徒から声が上がりました。授業の後半には,導電性プラスチックを使って生活を変えるような新しい生活グッズや電気デバイスをグループで考え発表しました。喜多先生からは「科学史やノーベル賞とリンクして授業が展開されていて,最終的には日常生活や夢の話へとつながり,興味深い授業でした。」と感想をいただきました。
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